本屋で教材探し


さて、今日は教材について紹介します。教室を運営しているとじつにさまざまな児童・生徒が訪れます。それぞれの学習進度や理解度におうじた教材はたえまなく世の中に出てきます。


なるべく多くのものを手にとり、そのちがいや特徴を把握するのがわたしの仕事の一部です。それには足しげく本屋や教材屋さんに通うことしかありません。ネットでも情報をえますがやはり手にとってみるのとでは大きなちがいがあります。


それで鹿児島市内の状況ですが、このところ教材を豊富にそろえてくれている大型書店はほんの数か所に限られています。お読みになっている方々で鹿児島市をご存知の方は「ああ、あそこか。」とお気づきでしょう。


そのとおりには違いないのですが、やはりそれでも書店によって取り扱っている教材にちがいがあり一長一短があります。


私自身は郊外に住んでいますからそこから教材さがしにいくとなると、おおげさでもなく半日仕事です。したがって夕方から教室のある日はじつにかけ足で本屋をめぐることになります。


最近は本屋だけでなく文具、さらにそれに関連する教具やちょっとしたごほうびを仕入れるため、100円ショップまで訪れます。じつにさまざまなものがあり目うつりするばかりです。


 


塾の先生の集まる場


これから塾をはじめたいなという方も読んでいるかもしれません。そういった方々に参考になるかもしれません。


鹿児島市には一見すると外見はごくふつうの街の本屋にしか見えないこじんまりとした書店があります。(有)共研書房といいます。


ここは一般のお客様の買える書物(教材やテキストが多いですが)を開架であつかう一方で、奥には塾や学校向けの教材コーナーの棚があります。


広くはありませんが主要な塾用の教材はぎっしりとならべてあり、手にとってみることができるように整理されています。


ここを訪れると他塾の先生とお会いすることがたびたびです。しかもよく顔を合わせる方がいらっしゃいます。わたしとおなじく教材チェックや注文の受け取りにみずから訪れる方々です。


そこで店主や営業の方と世間話や関係者向けの情報交換をすることになります。じつに密度の濃いお話や参考になる情報を知ることができます。


さて塾用テキストとりあつかいでは、(株)育伸社があります。ここも塾・学校専用で自社で出版したもののほか旺文社なども取り扱っています。ビルの3階にあり、駐車場はなく知らないとたどりつけません。


ほかに学校用の教科書や教材を取り扱う鹿児島書籍(株)というところがあります。書店というよりは倉庫にみえますし、じっさいに学校教科書・テキストの取次ぎの拠点です。


保護者の方が他地域から引っ越してきてお子さんの教科書が必要という場合や、なくしたときにここなら多くの場合、在庫があれば教材をただちに購入できます。