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スタディスペースから見える風景 [日記]

このところいい天気がつづき雲ひとつない秋空のなかで、唐湊ではおだやかな毎日が過ぎています。スタディースペースのシェアしている建物の屋上から桜島がくっきり見えていました。

これまで鹿児島市内のさまざまな場所から桜島をながめてきました。平地にいると千メートルを超える桜島は見上げる存在で、荒々しい山肌ともくもくと噴煙を上げるいつも身近にいる存在です。

活火山から数キロしか離れていない地域(海越しですが)に60万人もの人が暮らしている場所は世界にはほかにないそうです。

鹿児島平野は周囲を台地や低い山に囲まれています。シラス台地をはじめ数十メートルほどの高さにのぼると錦江湾越しに桜島を眺めることになります。市内だけでも磯山、吉野、城山、武岡、田上、紫原、桜が丘、坂之上…とつづきます。海から離れた奥まったところからでも桜島の78合目から上だけ見える地区もあります。

それぞれ公園や展望所などがありゆったりと桜島を眺めることのできる場所がいくつかあり、新たな桜島を見つけられることがあります。

桜島といえば城山から見える風景が全国的にはおなじみかもしれません。黎明館や鹿児島の官庁街など昔から栄えていた地区越しの桜島です。城山から下り、海岸ぎわの産業会館などの街路の隙間から見える桜島はとても大きく雄大ですが、繁華街のビルの合間からは一部しか見えないところが多いです。

しかし鹿児島市にながくいると、ここから見る桜島はいいなと思える場所が何か所かあります。なかでもおすすめの場所のひとつは長嶋美術館の庭から眺める桜島です。

ここからは鹿児島中央駅やその周囲の高層ビルが増えつつある鹿児島中央から鴨池地区などを通して錦江湾の向こうに桜島が構えています。この美術館はピカソやシャガールなどをそれぞれ複数所蔵し、けっこう見ごたえのある美術品の数々を見ることができます。また南に広がりつつある鹿児島市街を眼下に眺めながら隣接する喫茶室ですこせます。

そして、スタディスペースから見える桜島もまた格別です。おもわず写真を撮りたくなる場所です。手前に見える鹿児島大学の郡元キャンパスの建物や稲森会館などの奥に、大きすぎず小さすぎないちょうどいいバランスで桜島が見えています。

花火大会があるときなどは見上げなくても桜島を影にして花火を見ることができます。混雑を避けて見物できる一等地のひとつかもしれません。

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