ほんとうはつらくない「学び」をもっと知ろう [中学生]
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「学び」をもっと知ろう
Let's learn real learning.
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勉強する、学習するという言葉には、どうしても無理をする、がまんしておこなうといったイメージがつきまといがちです。はたして勉強とは本来そんなものでしょうか。
ファーブルという人を知っていますか。虫に興味をもち、いつまでもあきずに虫などの生きものを観察した人ですね。「これって、趣味じゃん。」そうですね。
一面では趣味ともとれるでしょう。でもそれがほかの人が思いもよらない、とてもたどり着けないレベルまでたっしていたらどうでしょう。
彼は伝記に書かれているように、それまでだれも見向きもしなかったか、みすごしてきたさまざまな生きものたちの生きざまを記録していました。そのようすを昆虫記などの書物を通じて私たちは知ることができます。
彼だけに限りません。新たなものの見方、発見、気づきの積みかさねが数多くの人々によって築かれて学問の基礎になり、現在の学問と密接につながり、ささえるものになっています。
最初はほんのちょっとした気づきにすぎないことが多いです。でもそれをそのまま見過ごさないで、観察したり、実験したり、手を動かして発明品をつくったりしてきた長い歴史です。
ここまで読んできたみなさん、その人たちの多くはかならずしも「勉強するぞ」とやってきたわけではなさそうではないでしょうか。
もちろんそれまでの人たちが積み重ねてきたものを知り、自分のものにする作業が必要でしょう。でもその苦労は興味の大きさとくらべるとふっとんでしまうものといえるかもしれません。
自分の興味の延長線上にある行動ですし、もはやその人の生活の一部にさえなっていたことでしょう。つまりそれをしていることが楽しい、あらたな発見にわくわくするという連続だったのでしょう。
じつは「学ぶ」ということは自分にそれまでないものを身につけられるチャンスといえます。こうした気づいていないことに気づける楽しみは学ぶことの本質であり、それこそ人間のだいじな営みのひとつといえるでしょう。
勉強というものをそうした「学び」の視点からとらえてみませんか。
スタディスペース近くの中学校は [中学生]
きのう近くの高校を調べたついでに、周辺の中学校を地図上に置いてみました。高校のときと同じやり方で、鹿児島市の地図をひろげて各中学校との直線距離を測り、点をおきます。
すると…
もちろん郡元にある純心女子中(400m)と鹿大付属中(700m)が近くにあり、つづいて南鹿児島駅前の志學館中、甲南中、紫原中、武中がそれぞれ1.2㎞、その外側の2㎞前後の位置に西紫原、南、鴨池、天保山、甲東です。
円に描くとこの5校が2㎞圏に11校あります。こんなに中学校が密集しているとは予想以上でした。
上の測定はあくまでも直線距離ですが、純心中ならば比較的にぎやかな唐湊の街の中を歩いてくればすぐです。
丘の上にある武中、紫原、西紫原中以外は、いずれも平野部にあります。高校と同様、けっこう通いやすい場所にあることがわかりました。
教材をふんだんに [中学生]
きょうは中学生のみなさんへのお話です。
勉強がわからなくなるとなかなかひとりで回復させようとすると苦労することがあります。「わからないのがどこなのかがわからないよ。」そうかもしれませんね。それがわかるぐらいなら置いてきぼりにはならないでしょう。
じゃあ、どうすればよいでしょう。わかる人に聞くのが手っ取り早いですが、いつもできることではありませんし、そもそもそれだけわかる人がまわりにいないことも多いです。
そんなときには身近に教材があるといいです。でもそれをふだんから家にそろえておくと言ったってなかなかできることではないです。「そうなんだよね。本屋に行っても迷うばかりだし…。」
自分に合ったものが手に入るかどうかわかりませんし、そもそも自分にとってどのレベルのどんな教材が合うかなんて知ることは意外と大変です。
わからないからどんな教材を選んだらいいのか迷うことになりかねません。「たしかにそうかも。」
そうした中学生のみなさんにお知らせしたいです。教室をつづけているうちに、さまざまな教材があることを知りました。それらの教材のひとつひとつに目をとおして、わかりやすさやレベルによって違いがあり、それぞれに特色があるとわかりました。
それらの教材の中から日本で手に入るよりすぐりのものをなるべく多くの種類そろえてきました。はじめて習うレベルから難関校の受験レベルまで何段階にもなるようにそろえています。
ですからどんなレベルの人にとっても、その場で「ここやってみるといいよ」と示すことができるまでになりました。
なかにはすでに出版していないけれどよいテキストがあります。過去の本もふくめてなるべく良書をそろえられるように本屋だけでなく、ネットでの入手をおこなっています。
スタディスペースとはべつの保存場所に置いてあり、そこから必要なものを持ってくるようにしています。
順番に解けるように案内してそして忘れないようにつづけていけば、おのずとレベルをあげていけるようにしました。これはなにも中学生だけでなく、小学生~高校生まで同じくそろえました。もちろん各教科書に合う内容です。
来ていただいた方にはどこがわからないかをまず5~10分ほどで見つけて、その少しだけ前のわかるところからはじめていきます。安心しておまかせください。わかったうえで、自然と自分のペースでコツコツとレベルをあげられるように導いていきます。
タグ:教材