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大学生がやしないたい力とは [大学生・一般]

大学生との話のなかで


数多くの大学生の相談を受け、アドバイスをしてきました。それで人が人を呼んでいもづる式に大学生たちが訪れてくることになります。


そのなかで話していて気になることがありました。それは就職。昨今の学生さんたちは売り手市場といわれて就職しやすい状況のはずです。かつての就職氷河期とよばれる世代からすると一見するとめぐまれているようにみられることがあります。


ところが当事者の大学生たちひとりひとりはそんなでもありません。ひとりひとりはごくふつうのまじめそうな大学生です。しかし希望する企業から内定をもらうのは至難の業だとよく聞きます。書類審査すら通過しない学生もいます。


 


最終面接を通過したある学生


すこし前の話ですが、ひとりで内定をつぎつぎに得ている学生がいました。周囲の旧帝大の大学院生たちをさしおいて、地方大学の4年生で活動する彼は6次もの面接をくぐりぬけ一部上場企業の重役のならぶ最終面接でめでたく内定を得たのです。のちに聞いた話によると数百人あまりの中からたったひとり選ばれたとのこと。


その学生と話をしてみるとひとつ思いあたることがあります。何だと思いますか。


彼は言葉を選びつつ「地に足の着いた」返事をします。受け売りでない、つけ焼刃でもなく、誠実に「自分」のことばが出てきます。なにも完成した人格の持ち主ではありません。むしろはつらつとした若者らしさ、しなやかさのある人物です。


 


学生の時期のたいせつさ


彼の人柄から打てばはじくというか、そのままポンとバランスのとれた言葉が出てくる感じがします。さまざまな経験やいろいろな人との交流を糧にしてきた学生生活を送ってきたであろうことが垣間見えてきます。


この点が会社で面接を受ける際には多くの人から好感をもたれ、つきあいやすい人物として受け入れられるのだと思います。


この人物といっしょに仕事をしたい、会社の一員として苦楽をともにしつつ将来ともに事業を託していきたいという気持ちを湧き起こし、希望を持たせてくれる人物だということです。


こうした数多くの学生や企業関係者と接する機会にめぐまれてきました。学生のあいだにどのように人格の芽を形成し将来の糧をどう得ていくか、進路をさだめていく時期です。


まずは自分を充実させる生活が送れることがのぞまれます。あくまでも自主的に。そのサポートをするのがスタディスペースです。


タグ:就活
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